遠藤聖子

「平成から新たな令和の時代へ」

私が三朝町のコーラスブループ「コールげんげ」に加入したのは平成八年です。一緒に歌いませんかとのお誘いを受けての入団だったと思います。

思い起こせば、小学校のときは、合唱団で「ブランコの空」や「地球にあいにこよう」の曲を歌った記憶があります。今でも、少しだけメロディーを覚えています。中学校では、今はない倉吉福祉会館で「希望のささやき」をデュエットした事も。高校生のときはフォークグループ「アリス」のコンサートに行った事もあったかな。社会人となり結婚し子育てのときは、小学校のPTAコーラスにも参加しました。子育てが一段落したときに「コールげんげ」へのお誘いがあり「歌ってみようかな」と思い立ちました。その後、仕事が忙しくなり帰宅時間も遅くなり日々の生活に疲れてしまった事もあり、歌を歌う気力も無かった時もありました。仕事が遅くなり週一回のコーラス練習日の開始時間に遅れて参加したこともたびたびでした。そんなこんなで十年位の間はコンサートやボランティアにも参加しない年もありました。でもコーラスの仲間達はいつでも快く迎えて下さいました。仕事で疲れていてもお腹の底から声を出せば、気分もリフレッシュ!小谷先生の指導は楽しく、ピアノの音色も心を穏やかにしてくれます。

 勤めを辞めてからは自分の時間を持つ事が出来るようになったかな。退職するときに、「二つの違った趣味を持ち、少しの負荷を日々にプラスして、今日行く(キョウイク)所を作って下さい。」との言葉をいただきました。仕事や子育ての第一線を退いた現在は、半日仕事(公民館事務局)の後、午後からはスポーツで心地よい汗を流し、コーラスを楽しんでいます。とは言ってもなかなか忙しい日々があり、ゆっくり時間は流れないけれど、それも楽しんでいけれたらなと思うこの頃です。

私は好きな曲の一つに「花」があります。娘の結婚式の時に娘が「花」のピアノ演奏をサプライズしてくれました。「泣きなさい 笑いなさい いついつまでもいついつまでも花をつかもうよ」の歌詞が大好きです。

美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められた「令和」の時代がスタート。これからも健康第一でたくさんの出会いと歌を歌う楽しみと喜びに感謝しながら、いろいろな花を咲せたいと願っています。(コールげんげ)