砂丘のふらここ展2012〜第24回倉文協連合展〜事業計画書

 

団体の名称

倉吉文化団体協議会  連合展実行委員会

682-0817 倉吉市住吉町77-1番地

倉吉市勤労青少年ホーム内

代表者氏名

水谷 鴨村

設立年月

1981 5

構成員数

20団体約200

 

これまでの主な活動内容

 

倉吉文化団体協議会は19815月に設立され、以後20年以上にわたって、中部地区の文化団体の貴重な一大合同展として「倉文協連合展」を23回にわたり開催してきました。

大正時代に、中井金三や前田寛治らが「砂丘社」運動で一世を風靡したあの情熱と理念を引き継ぎ、書道・版画・俳画・日本画・写真・ちぎり絵・イラスト・CGデザイン・絵画・染織・生け花・盆栽など、バラエティ豊かな作品の集う総合アートフェスティバルとして長年にわたり中部地区の文化芸術の発展に貢献してきたと誇りをもっております。

 1年の活動休止後、復活リニューアルして「砂丘のふらここ展」として活動再開して迎えた第21回展以降は、会場も体育文化会館から倉吉博物館に移して、各種新制度も導入し大幅なコストダウンに成功し、コンパクトかつハイレベルな地域密着型の展覧会に生まれ変わりました。

 プロデューサー制・招待作家企画・県文連や他県との交流出品企画など、各種新規アイデアを盛り込んだ新しい展覧会が実現しました。

 

 

 

 

 

 

事業の概要

事業名

「砂丘のふらここ展」〜第24回倉文協連合展〜

事業実施期間

平成24年秋予定

事業実施場所

倉吉博物館

事業目的

今地方は危機に瀕しています。国家そのものが破綻財政の中、財務基盤が弱く交付金頼みで活力のない地方は雇用創出にも打つ手がなく、仕事を求めて若者は流出し、第2の夕張にどこがなるか予断を許さない危機的状態です。

わが県中部圏域も、まさにそのような状況で、元気が失われて久しいです。そういった陰鬱とした中でも、地域の活力とコミュニティ維持のために、鬱屈とした気持ちを健全に発散でき人と人とが楽しく交流できる文化芸術活動は、今まさに大切なのではないでしょうか。

幸いなことに中部地区には、かつて中井金三や前田寛治らが大正時代に、今より何もない片田舎で派手に活動した砂丘社運動の礎があります。

さらに幸運なことに、今現在の中部圏域には幅広い分野で模範とすべきプロフェッショナルな芸術家が多くいます。

人口が急速に減少し衰退していく現状を打破するために、当時の前田たちが「何も無い田舎にも先進的芸術文化運動を」と熱心に活動したように、我々も今こそ地方発信の独自の文化を華開かせる時ではないかと思うのです。そして先述したように、文化芸術活動は人と人との出会いと交流の場としても、地域共同体を守るためにも必要だと思われます。大切な地元を守り、元気な街を取り戻すための「まちづくり」・・・それが「倉吉文化団体協議会連合展」に課されたミッションだと考えます

 

 

 

事業概要

中部地域在住の方々を対象に、より広範なアーティストたちも巻き込むべく今年もさらにパワーアップして「砂丘のふらここ展」(第24回倉文協連合展)を開催します。

 

@    対象地域 倉吉市を中心とした中部および県内全域

A    観覧対象者 上記地域に住む方々全員

B    会場 倉吉博物館の常設室を除く全館(第1室〜第4室)

C    主な出品ジャンルと、出品予定団体及び個人

 

〜出品予定者名〜

 

書道     水谷鴨村  藤田春水  山田美鈴

 

版画     石脇正江  伊東寛敏  奥田幸衛  小田加代子

桑田幸人  近藤正徳  坂田秀樹  菅原一代

計羽孝之  中原玉美  林小夜子  三谷昇

山ア勝美  山本和男

 

 

写真    朝倉雅仁  池上憲文  上田福美雄  尾川伸弘

清水節子  津村睦男  西谷照子   秦野のぼる

森脇登美子 山田敏和  山田直人   山根喬市

山本浩一  山本紀弘  山脇賢治   新 勝人

新 勝人  磯江一美  計羽孝之   豊嶋智幸

林原 滋  松田龍太郎 森田陽子   門戸利安

 

デザイン  川本東洋    山根大和 

 

洋画     門脇賢太郎 兼田明子  南場兄一  浜口 保

円謙三   秋本直子  市川圭子  入江喜美子

入江敏子  岡本優子  奥田弥智子 小谷順子

高橋公之  長尾俊一  林本豊   牧田恕子

村本澄枝  山ア美奈子 山根千賀子 山根大和

 

日本画  井谷蘭径  井上畊岳  岸本 章  徳田三凌

中川端月  東原玲泉  松本恵春  宮本京花

山根凌雪

 

染織     鷲見早余子  吉田公之介 名越 輝

 

招待作家 桑田幸人(版画)

 

 

D    出品料1人1500円・2点以上は2000

E   搬入…開催前日の10:00より会場設営その後展示・陳列します

  搬出…最終日の16:00より

 

事業実施により期待される効果

☆地域の元気を取り戻す、文化活動の活性化。

☆コミュニティ参加により知人友人も増え、地域定住化促進。

☆地元店舗による大量の創作材料購入で、経済活性化。

今年度のプロジェクト

 

  再開されつつある「中部はひとつ」の動きに呼応し、倉吉・三朝・湯梨浜・北栄・琴浦の各文化団体協議会に交流出品を要請。

 

  招待作家・桑田幸人先生(版画)